建設工事に伴う騒音・振動対策として、騒音・振動が相当程度軽減された建設機械を「低騒音型・低振動型建設機械」として指定を行っています。機械が生活環境を保全すべき地域で使用される工事では、指定を受けた機械での使用を推進しています。
低騒音型建設機械名 | 指定型式数 (平成23年12月現在) |
---|---|
ブルドーザー | 36機種 |
バックホー(ショベル) | 1,698機種 |
ドラグイン及びクラムシェル | 14機種 |
トラクターショベル | 422機種 |
クローラークレーン | 304機種 |
トラッククレーン | 77機種 |
ホイールクレーン | 99機種 |
バイブロハンマー | 29機種 |
油圧式杭圧入引抜機 | 125機種 |
油圧式鋼管圧入・引抜機 | 3機種 |
アースオーガー | 102機種 |
オールケーシング掘削機 | 89機種 |
アースドリル | 38機種 |
ロードローラー | 41機種 |
タイヤローラー | 123機種 |
振動ローラー | 367機種 |
コンクリート圧砕機 | 1機種 |
アスファルトフィニッシャー | 249機種 |
コンクリートカッター | 48機種 |
空気圧縮機 | 201機種 |
発動発電機 | 787機種 |
さく岩機 | 1機種 |
計 | 4,854機種 |
建設施工において、機械化施工が大気環境に与える負荷の軽減を目的として、排出ガス性能の良い建設機械の普及促進および排出ガス規制を行っています。
排出ガス基準値を満たした建設機械を指定する制度を平成3年より行っており、国土交通省直轄工事において指定機械の使用を進めてきました。また、平成18年からは「オフロード法」によって、公道を走行しない建設機械を対象に排出ガス規制を行っています。
「平成23年12月末現在、排出ガス対策型建設機械の指定状況」
「平成23年12月末現在、排出ガス対策型原動機等の指定状況」
排出ガス対策型建設機械 指定要領
排出ガス対策型建設機械 指定要領の評定機関に関わる運用
排出ガス対策型建設機械 指定要領の排出ガス対策型エンジンの認定に関わる運用
排出ガス対策型建設機械 指定要領の排出ガス対策型黒煙浄化装置の認定に関わる運用
排出ガス対策型建設機械 指定要領の排出ガス対策型建設機械の指定に関わる運用
「東日本大震災」により生産に影響を受けた排出ガス対策型建設機械等の指定ラベル
表示の取り扱いについて (平成23.5.10版)
建設機械に関する技術指針
排出ガス対策型建設機械の普及促進に関する規定
排出ガス対策型原動機の認定及び排出ガス対策型建設機械の指定に関する技術基準
排出ガス対策型建設機械の普及促進に関する規定の取り扱いについて
排出ガス対策型原動機の認定及び排出ガス対策型建設機械の指定に関する技術基準の取り扱いについて
第3次排出ガス対策型建設機械 指定要領 (H23.7.13改定版)
排出ガス対策型建設機械 指定要領の取り扱いについて
排出ガス対策型原動機 評定要領
建設機械の排出ガス対策 (パンフレット)
「軽油を燃料とするオフロード特定特殊自動車の排出ガス規制が強化されます」(平成22年規制強化時パンフレット)
建設業に係る特定特殊自動車排出ガスの排出の抑制を図るための指針(抑制指針)
特定特殊自動車排出ガス規制法について (環境省HP)
国土交通省では「オフロード建設機械の排出ガス検討会」を設置し、オフロード建設機械の排出ガスに関する技術的な課題について学識関係者や関係事業者の意見を聴取するとともに、それらの意見をもとに、オフロード建設機械の排出ガス対策のあり方について検討を進めています。